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平成19年 5月27日(日) 天候; 晴れ  参加者; 34名


仙酔尾根から高岳・中岳へとまわりました。「とても素晴らしい」の一言です!


阿蘇山(高岳 1592m ・ 中岳 1506m) 熊本県阿蘇市
 
九州の山、といえば「阿蘇」というくらい知られている。東西18km、南北24kmにおよぶ世界一のカルデラの中央に火口丘が隆起しており、そのうちの「高岳、中岳、根子岳、杵島岳、烏帽子岳」が“阿蘇五岳”と呼ばれている。
 九州の名花といえば「ミヤマキリシマ」で名高い。火山礫を好むため、くじゅう連山、霧島、雲仙など九州の名だたる山々で観賞できる。高岳山頂付近では草木も育たない溶岩の集まり、火山跡の大鍋東一帯、天狗の舞台周辺での群生は見事というほかない。
 今回の登山は、仙酔峡登山口より、花酔い橋を渡り仙酔尾根(通称バカ尾根)を登る。仙酔峡でのミヤマキリシマも見事である。仙酔尾根は赤茶けた溶岩の多い登山道、歩きにくいガレ場、そしてきつい傾斜となっている。虎ヶ峰・鷲ヶ峰が登山道の左に見える。このきつい仙酔尾根、登る価値は充分。その尾根を登りきれば、周辺の眺望の素晴らしさが待っている。くじゅう連山はきれいに、そして阿蘇外輪山の先には昨年登った鞍岳まで・・・。高岳東峰から山頂までは平坦な火口壁、そして山頂からは360度のパノラマ、これにも感動する。中岳からは噴火口の先に、草千里・火口西広場等が手に取るように見える。



 4:30、まだ薄暗い夜明け前、私たちを乗せた貸切バスが宇部市船木を出発。今回は阿蘇山、仙酔峡から高岳、中岳を周回するコースとあって、早い出発となった。最近、「コミスポさんは出発が早いし・・・」とか、「ハードですね・・・」なんてことを耳にするが、ハードなのかな・・・?行程には時間に余裕は取っているんだがな・・・?移動が片道4時間かかるからこのようになったりもします。 埴生ICより高速に入り、基山PAまで約1時間40分、しばし睡眠と朝食時間にあてることにする。

 基山PAの下りは福岡県と佐賀県にまたがり、バスは福岡県側に駐車、トイレは佐賀県側である。コンビニなどもあり、それらは福岡県側にある。何ともおもしろいね・・・。

 夜もすっかり明け、きょうは天候に恵まれそう・・・。熊本北SAで休憩した後、熊本ICより、国道57号線を阿蘇方面へと向かう。だんだんと阿蘇の山容が見え始めてくる。涅槃像の顔にあたる部分が根子岳、その右に高岳、「あっこまで登るん・・・? うっそじゃろー!」「うそではありません、でも一歩実ゆっくりでも確実の山頂は近づきます」と、まあいつもの調子でリーダーからの説明。これだけではありません、当然のことながら注意事項、タイムスケジュールの確認などは怠りません」

 8:25 阿蘇山仙酔峡へ到着。早速登山の準備に取り掛かる。周辺のミヤマキリシマは終息を迎えているようである。となれば、高岳山頂付近は期待できるのである。

 8:40 仙酔峡を出発、まずは花酔い橋を渡る。終息を迎えつつあるミヤマキリシマの群生をとおり、鷲見平へ。ここには、鷲ヶ峰などの岩峰で亡くなられた方たちの慰霊碑が鷲ヶ峰の方を向いて立ててある。鷲見平を過ぎるとゴツゴツとした岩場、仙酔尾根と呼ばれる登山道?を登る。この仙酔尾根は通称バカ尾根とも呼ばれ、何しろ急で岩場でそして木々もない。暑さで汗がだらだらとなる。歩きづらいから注意を払いながらの登山となる。

 登りはじめて2時間30分、高岳火口縁の分岐へ到着。通常ならここからくじゅう連山はよく見渡すことができるが、峡はあいにく霞んでいて全く分からない。しかし、ここから高岳東峰にかけてはミヤマキリシマ、マイズルソウ、イワカガミなどが私たちを迎えてくれた。高岳東峰まではなだらかで足の方も軽快に進む。高岳東峰からは根子岳を始め、祖母山系をかすかに見ることができたのは頑張って登ったせめてのご褒美だろうか。ここで昼食を摂ることにした。

 高岳東峰から高岳へ向かう。火口縁までは折り返す形となり、そこから高岳はわずかである。高岳では大勢の登山者「久住山より多い」という声も聞こえる。眺望はここもいいはずなのだが、霞んでいてよく分からない。ここでは、集合写真を取ってすぐに中岳へと出発した。

 このあたりは登山者も多く、中岳までは約25分かかった。ここでもゆっくりと眺望を・・・、とはいかずロープウェー火口東駅へと向かう。岩壁の岩壁が砂状と変わり、違った意味でまた歩きにくい。風が強いと砂塵が舞い上がり、さぞ歩きにくいことだろう。火口東駅で休憩した後、仙酔峡へと下りる。遊歩道となっており、舗装もされ、趣に欠けるところだが、ロープウェーの混雑より歩いている方が気持ちがいい。

14:30 全員無事仙酔峡へ下山。

 


4:25

6:20

8:25
40
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11:10
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14:30
15:00
16:00
20:30
 宇部市船木ふれあいセンター前出発
 埴生IC(山陽・中国・関門・九州各自動車道)
 基山PA出発
 熊本IC
 仙酔峡到着(登山準備)
 仙酔峡出発
 鷲見平
 仙酔尾根を登る
 火口縁(尾根分岐)
 高岳東峰到着・・・昼食
 高岳東峰出発
 高岳山頂到着
 中岳到着
 火口展望所
 火口東駅(ロープウェー)
 仙酔峡下山
 仙酔峡温泉入湯(かんぽの宿)
 かんぽの宿出発
 宇部市船木ふれあいセンター前帰着



■花酔い橋
 ここが仙酔尾根登山ルートの出発地点
■終息を迎えたミヤマキリシマ
 花酔い橋を渡り、仙酔尾根へと向かいます。
■鷲見平
 慰霊碑が鷲ヶ峰方面に向かっています。
■仙酔尾根ルート
 1回目の休憩。岩ばっかり。
■虎ヶ峰、鷲ヶ峰
 左側は、虎ヶ峰。空に向かって吠えるような形をしています。
 その右は、鷲ヶ峰。
■仙酔尾根ルート
 延々と登るこのルート、ホンマにバカ尾根と呼ぶにふさわし  い。
■マイズルソウ
 ミヤマキリシマの周囲にたくさん咲いていました。
■ミヤマキリシマ
 仙酔尾根では終息を迎えていたミヤマキリシマ、高岳東峰
 付近では見頃より少し早い感じでした。
■イワカガミ
 ミヤマキリシマと並ぶ、この季節ではなくてはならない
 高山植物。
■根子岳
 ギザギザ状の根子岳、涅槃像の顔にふさわしい。
 尖っているのは天狗ヶ峰。
 根子岳の右後方にはかすかに祖母山系。
■仙酔尾根
 ロープウェー火口東駅付近から見た仙酔尾根です。
 下から上まであんなところを登ったんですね。