TOP 総合案内 活動の足あと(更新履歴) スケジュール 広報誌 コミュニティスポーツくすのきのブログです リンク







平成18年 2月12日(日) 天候; 晴れ  参加者; 22名

天候も素晴らしく、暖かな山頂でした!


難所ヶ滝の氷結、まさに感動です!


宝満山(829m)福岡県太宰府市・宇美町

 福岡県の中部を縦断する三郡山地、筑紫野・太宰府市付近で西側へ大きく突き出している。その突端にそびえるのが今回の目的地、宝満山である。古くから霊峰として崇められていた。天武天皇の時代に蓮聖人が入山、修行し、鎌倉時代には英彦山を胎蔵界、宝満山を金剛界とする入峰行が確立し、修行の山として栄えた。
 竈門(かまど)山、あるいは御笠(みかさ)山の別名を持ち、西側から竈(釜)を伏せたように見える。中腹から山頂一帯にかけて花崗岩が露出しており、標高のわりに険しい山と言われている。

 文句なし、福岡県では登山者人気一番の山です。四季を通じて登山者の姿がある、山名のとおり、宝が満ちる山である。自然にも恵まれ整備もよく登山口は数箇所ある。今回は宇美側よりチャレンジ。昭和の森から宝満山へ向かうルート「河原谷コース」が代表的。雪が降った後凍結すれば歩きにくいが、アイゼンの装着、風がなければ快適でしょう。圧巻は何と言っても「難所ヶ滝」厳冬の時期はガラス彫刻のように全面氷結、大変美しい。今回の登山は、宝満山山頂に立つこともだが、この、全面氷結を観ることも楽しみである。


5:45
6:00
20
7:25
45
8:10
30
9:50
10:25
10:35
11:20
30
11:50
12:40
50
13:05
15:15
15:45
16:40
19:00
 宇部市船木ふれあいセンター前集合
 出発
 埴生ICより山陽自動車道へ
 鞍手PA休憩
 福岡IC
 昭和の森着
 昭和の森出発(登山開始)河原谷コース
 アイゼン装着
 難所ヶ滝
 河原谷分岐、九州自然歩道に出る
 長崎鼻
 仏頂山
 山頂直下のキャンプセンター着(昼食)
 キャンプセンター出発
 宝満山山頂着
 山頂出発(宇美新道・うさぎ道)
 昭和の森下山
 都久志の湯入湯
 都久志の湯出発
 宇部市船木ふれあいセンター帰着


 いつものことだが、直前の天候は気になるところ。ところが今回は天候に合わせるかのように難所ヶ滝のことも気になるほどでした。何しろ2週間前、事前に登った時は、寒気の緩みもあり、難所ヶ滝の氷結はほとんど融けてしまったほどでした。アイゼンなんて、全く必要なし! 先週末頃からは冷え込みも戻り、土曜日は冷たい雨、そして、この日はグッと冷え込み、これでは期待できると意気揚々としたものでした。明るくなるにつれ、冬晴れの青空、絶好の登山日和です。
 冬季オリンピックも開幕し、日本選手の活躍も期待され、少々寝不足の中でのバスの移動、これは、睡眠を補うにはよいですが、九州道の金剛山、福智山トンネルを過ぎる頃には体を起こしてもらわないと・・・。

 予定通りに昭和の森へ到着。登山準備後、出発。杉林の林道を進みますが、足慣らしにはちょうどよいですね。砂防ダムの工事現場も過ぎ、沢沿いを行けば段々と登山道らしくなってきました。苔むしたゴロ石、浮き石には注意を払いながら、山肌には雪があることを確認、高度を稼いで来ていることが実感できます。登山道にも雪があるようになって来たことろですが 「まだ、アイゼン装着命令がでんのう・・・」 そんな矢先、炭焼き小屋跡を利用した小さなスペースで 「ここでアイゼンを装着しましょう」 の声が掛かり、全員装着。それから先は凍結で登山道はツルツル。アイゼンの効果を感じながらの登山となりました。

 難所ヶ滝へ差し掛かるところで、ザックは登山道の脇にデボし、身軽な?格好で難所ヶ滝へ向かう。これは、このあたりから足元が急に悪くなり、ロープ伝いに進むことなどで3点確保を容易に行うための措置、また、ここに戻って来るということもあります。そして、難所ヶ滝到着。この氷柱の大きさに、また、氷結の規模にただ見上げるばかり。反対を振り返れば、福岡市内も見ることができます。本当にいい場所ですよね。この滝を見ただけで引き返す人もいれば、宝満山・三郡山縦走する人もこの滝を経由して行く場合もあるそうです。

 感動したあとは、河原谷分岐へ出る急登が待っています。当然雪はあります。分岐へ出ると、尾根筋ですので明るく気持ちのいい登山道となります。長崎鼻で大休止を取りました。「長崎鼻は開聞岳のところにある、あれだけじゃろうが・・・」開聞岳の方が有名でしょうが、ここにもあるわけです。眺望もすごくいいです。休憩には最適でしょう。ただ、長崎の方は観ることはできません。三郡山のレーダードームをはじめ、英彦山、古処山など一望できます。
 長崎鼻を出発してすぐ、仏頂山を通ります。昔はここが宝満山の山頂、しかし、現在の宝満山山頂に竈門神社の上宮ができたので、そちらを宝満山山頂とし、こちらは仏頂山となりました。仏頂山の方が40m高いのですが、周囲は樹木、見晴らしはよくなく、登山者も通過する方が多く、ひっそりとしています。

 宝満山山頂へはあとわずかですが、下見をしていた結果、山頂では大勢の登山者、そしてトイレ等の問題、これらがあるために、山頂直下のキャンプセンターへむこうことにしました。日差しをいっぱいに浴びて行きはここではほとんどありません。ゆったりと昼食を摂ることができました。

 山頂へ向かうには直前に鎖場があります。困難ではありませんが、一人ずつ3点確保登ります。また、1本の鎖に複数が取り掛かるとそれだけ鎖やアンカーに負担が掛かるので注意が必要です。どうしても困難な場合は、巻き道があります。こちらにも鎖はありますが、足場もしっかりとしてますから安心です。
 さて、山頂です。もう言うことなしの素晴らしい眺望です。福岡市内や筑紫平野、背振山系、英彦山・古処山などの修験道の山々、この眺望が福岡県bPの人気を表している証でもあります。

 下山は、仏頂山手前から宇美新道・うさぎ道を通り、昭和の森へと下山して行きました。標高の割には険しい山であったなと、実感しています。


■最初は林道歩き
足慣らしにはちょうどよいですね。スギ花粉が心配です。
■アイゼンの装着
装着具合も点検のひとつ、少し歩いてみて緩みやズレは
ないか、確認しましょう。
■難所ヶ滝手前の滝
これは難所ヶ滝ではありません。よく間違えられるそうです。
■難所ヶ滝の氷結
こちらが本物の難所ヶ滝です。
■河原谷分岐へ出てきました!
宝満山・三郡山を結ぶ尾根筋(九州自然歩道)へ出てきまし
た。冬晴れの日がいっぱいに射し込んできています。
■長崎鼻から英彦山方面
長崎鼻からの眺望です。宝満山山頂付近でもこんなに素晴
らしい眺望なのです。
■モミの木
宝満山や仏頂山山頂付近ではモミの木の林があります。
福岡県内では英彦山でも見ることができるそうです。
■仏頂山山頂
宝満山に比べ、本当にひっそりとしています。
■山頂にある竈門神社上宮の社殿
登山の安全を祈願して参拝させていただきました。
■ヤドリギ
山頂付近にはこのように「ヤドリギ」がたくさんありました。
ヤドリギはほかの樹木に寄生する植物です。鳥の巣のよう
ですね。



次回の登山
ナベヅルの里から早春の自然を満喫しよう
烏帽子岳登山(標高; 697m) 周南市八代地区(旧熊毛町)