| 四国の日本百名山 霊峰 |
| 石鎚山(1982m) 瓶ヶ森(1896m)登山 |
| 2003年10月18日(土) 〜 19日(日) 参加者; 22名 |
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| 第1日目 10月18日(土) 楠町船木(4:00) → 山口南IC → しまなみ海道 → 東予IC → 石鎚山麓下谷(10:10) → 石鎚山ロープウェイ → 山頂成就駅(10:45) → 八丁休憩所(11:20) → 前社ヶ森(12:25) 一ノ鎖 → 二ノ鎖 → 三ノ鎖 → 石鎚山弥山到着(14:05) → 弥山出発(14:30) → 中間休憩所(15:40) → 土小屋白石ロッジ着(16:50)・・・泊 第2日目 10月19日(日) 土小屋白石ロッジ出発(5:50) → 瓶ヶ森登山口(6:40) → 瓶ヶ森男岳山頂着(7:20) 山頂発(7:25) → 瓶ヶ森登山口(7:45) → 砥部焼窯元(10:50)・・・昼食・・・砥部出発(12:30) 川内IC → しまなみ海道 → 山口南IC → 楠町船木着(19:20) |
| 石鎚山の特徴は、やはり西日本の最高峰であることと同時に信仰の山であることだろう。最高峰は天狗岳で、石鎚神社頂上社のある弥山から天狗岳までの痩せ尾根、山頂からの眺望はスケールの大きさを味わうことができ、四国の山々はもちろん、太平洋や瀬戸内海、中国山地までもが望めるはずですが・・・。石鎚山は1年のうち、300日までもがガス発生ということが常識とされています。必ずしも期待通りとはいかないのが登山であります。 石鎚山の秋の魅力は何といっても紅葉です。10月上旬、山頂付近から始まり11月中旬までには面河渓谷まで降りてきます。落葉の広葉樹が登山者たちの目を喜ばせ、見事な紅葉の彩で演出してくれます。 石鎚山を男性的な山と証すれば、瓶ヶ森はなだらかな稜線であり、女性的な感があります。広大な笹のスロープと雄大な石鎚山を望むことができ、360度の大パノラマを期待できます。 さて、どんな出会いが私たちを待っていたのでしょうか。 今回のように1泊をするような登山を私達は“番外編登山”とか“計画外登山”といっています。なぜ、そう言うのか、それは、1泊だとどうしても家のことがあって参加ができない。こんなことから月例登山の計画には組み込まずに計画しているしだいです。でも、この企画は普段の登山とは違った参加者相互のコミュニケーションも生まれ、好評を得ていることは間違いなし! 今年はどこに行こうか。これが話題として出てきたのは5月の連休後でした。石鎚山、大山、開聞岳これらが候補地でした。「九州や中国山地の山々は登っているので、四国にしよう」 この一声で石鎚山となった。では、ルートは、交通アクセスは、となり、ここでは旅行社もやらないスペシャルプラン・・・ これが、今回の “番外編登山” であります。瀬戸内海の潮風と西日本最高峰からの眺めを期待しての登山となりました。 10月18日(土)午前3時45分に全員集合完了。月例登山ではないギリギリセーフ・ゼロという目覚めの良さを発揮。「まあ、バスの中ではよう寝ちょってええけぇ」今回は貸切バスを利用しての山行きです。いつもはマイクロバス(レンタカー)や自家用車ですけど、この貸切バスのお陰があってこそこのプランが成り立ったわけです。 山口南ICから高速に入り福山西へ、そこから「しまなみ海道」へ。天候はいうことなし(ここでは)。睡眠も、朝食も済ませ、いよいよ四国へ入る。そこで、最終的な日程の確認と注意事項が話される。登山の意欲が増してくる時間帯でもあります。ワクワク・ドキドキといったところでしょうか。 10時10分、無事に山麓下谷へ到着。我々は早速登山の準備、そして出発。貸切バスのほうはしばらく休憩したのち、約4時間かけて土小屋まで回送となる。ツアー登山なら、こんなことしないでしょ。 |
| 石鎚山ロープウェイ(山麓下谷から山頂成就へ) | |||
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| 石鎚山ロープウェイ、山麓下谷では大勢の登山者で一杯となっていました。私達は一便待つことになりました。ゴンドラは当然のごとく一杯で身動きはできませんが、お口だけはどうも達者のようで・・・。 |
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| ロープウェイの山頂成就駅に到着。そこから見た瓶ヶ森は素晴らしい山容を見せてくれました。あす、早朝よりこの瓶ヶ森へチャレンジです。 石鎚神社はイシヅチヒコノカミを祀り、日本霊異記(平安初期)にはその名が現れ、石鎚神社そのものは、万葉集、山部赤人の歌に“伊予の高嶺”と表現されている。石鎚山は古くから歴史の中に活躍してきた格調の高い山です。 |
| 山頂成就から前社ヶ森を過ぎて | ||
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| 山頂成就社で登山の安全祈願を済ませ、本格的な登山道へと入ります。といっても、なんだか下ってばかり・・・。八丁までは下りが主です。そして、前社ヶ森をめざします。これを過ぎれば石鎚の山容が姿を現します。 「わあ〜、すごい、紅葉しちょるねぇ」 こんな声もしましたが、「あれれ〜、なんだか天気が変だぞ〜」 雲が激しく瀬戸内海から山の方へ流れてきている。これでは濃霧がかかる。好天が一転した瞬間でした。 |
| 最大の難関、一ノ鎖〜三ノ鎖 | |
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| この石鎚山の三大の難関、一ノ鎖〜三ノ鎖へと差し掛かって行きました。登山はよく
「気力、体力」 といいますが、それに、バランスという物の重要性を教えてくれたと思います。あとは腕力と経験でしょうか。登る前、この鎖はとても頑丈で、切れそうになく鎖の輪の部分に、つま先を入れて登ればよいと聞いてはいたが・・・。登る姿は真剣そのもの、命がけです。どうしても怖い者は巻き道があるのでそちらへ向かった。でもこの道も狭く、また手摺もない部分があり、階段も滑りやすい、やはり、バランスが重要となる。そして3点確保である。 この鎖を登りきれば石鎚山頂です。もう、ふくらはぎや上腕部はパンパンだ! |
| 石鎚山、登頂おめでとう! |
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| 14時05分、石鎚山山頂です。「ヤッター」 と思ってみても、周りは何も見えず。年に300日はかかるといわれた濃霧の日に当たったようです。ここではあえて口癖は出しませんが、無事登頂できたことで満足でしょう。ここでの気温は4.5℃、風の冷たく体感的にはまだ寒く感じます。計画案の中には、ここで宿泊して日の入りと御来光両方拝もうということも検討しました。でも、慣れてない山小屋泊、今回は行わず、もう少し経験を積んでからとなりました。 |
| 山頂から土小屋 |
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| 14時30分、下山開始です。天狗岳へは眺望も効かず、また、風も強いためチャレンジはあきらめ、またの機会にしました。下山は、鎖場はさすがに誰も口に出さず、みんな、巻き道で降りました。滑りやすいので注意が必要です。 二ノ鎖元小屋からは土小屋方面へと向かいます。こちらは緩やかに下利ますので比較的歩きやすくはありますが、階段では丸木を使っていますのでカドは滑りやすいです。また岩肌の部分も通りますので大雨や、雪解けの時などは落石にも注意が必要です。このあたりは石鎚山の東側斜面にあたり、紅葉も登山道付近まで進んできています。中間部の休憩所で一息ついたあとは土小屋まで一気に降りましたが、このあたりで石鎚山を見上げると、濃霧は晴れて行く気配でした。何とも言い難い山行きであります。我々が登っている時だけ濃霧とは・・・。まあ、雨でなかったのでそれでヨシとしますか・・・。 16時50分、全員無事土小屋白石ロッジへ到着。お疲れ様でした。早速、順番に湯船で疲れた体を癒し、心のこもったもてなしを受けました。そして、プロ野球ファンには待ち遠しい日本シリーズの開幕。でもこの第一戦が終わらないうちに全員就寝。おやすみなさい。 |
| 瓶ヶ森登山 |
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| 第2日目、朝5時に起床。きょうもみんな元気そうで安心しました。朝食のおにぎり弁当を持って瓶ヶ森登山へ出発! ここから約40分かかります。空もだんだんと明るさを増し、東の方を見ると日の出間近ではないか。運転手さんの方から
「少し広いところで止めましょうか・・・」 「運転手さん、ちょっとストップ」
もう二度と見ることがないであろう、瓶ヶ森の近くから見る御来光、何枚もシャッターを押したものでした。そして、今日は天気は・・・。 6時40分、瓶ヶ森登山開始です。ここから見る石鎚山はとても感動的であり、躍動感もあふれていました。ここは、四季を通じて石鎚山の絶好の撮影ポイントであるといえます。この日も多くのカメラマンが朝早くから登っていました。ポイントを変えながら撮影する人、決まったところで心強く待つ人、それぞれですが一瞬を逃さず待ち構える、何だか闘志というか、気迫が伝わります。我々の方は瓶ヶ森、男山をまず目指していますがまたもやきょうも濃霧に遮られそう、と思った瞬間・・・ |
| ブロッケン現象に感動 |
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| 瓶ヶ森、男山山頂付近で感動的な “ブロッケン現象” に遭遇しました。もう、みんな大感激! ちょっと光が弱い感じはしますがそんなの贅沢です。石鎚山からの眺望もお預けとなり、この日も濃霧がかかり、せっかくの計画も半減か、という時の一瞬のできごとでした。 御来光と、ブロッケン現象は今回の山行きの印象です。石鎚山、瓶ヶ森はまた来ようとすれば、いつだって登れるでしょう。しかし、きょう、この時はもうない。この時にこのふたつの現象に遭遇したことに意義がある物です。 いつ登っても、その時その時で姿は違い感動も違う。これが登山の魅力ではないだろうか。 |
| また、感動のいい登山をしましょう! |
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| 無事に登山を終え、帰路に着くことができました。大きなトラブル等もなく元気に帰ることができる、これも喜びのひとつであろう。今回のこのメンバー22名での登山、印象と感動を胸に帰るわけです。それをこの一枚の写真に収めました。また、このメンバーの方たちとよい登山をしたい、そう願っています。 みなさん、お疲れ様でした。 バスの運転手さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。 |