
平成17年 2月11日(金)〜12日(土) 参加者; 32名
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| 山頂からの眺めは素晴らしいです。晴れていたらもっと・・・。 |
| 開聞岳(924m) |

| 「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳は薩摩半島南端にそびえています。高さほど劣りますがこれほどに素晴らしい円錐形の独立峰はほかではありません。本当にどこから見ても実に美しい山です。上部がトロイデ型、下部がコニーデ型の二重式火山でその誕生は4000年前の縄文時代で、その後も数回噴火があったとされます。885年の大噴火の際に、標高700m付近から上のトロイデの部分がせり上がり、現在の形になったといわれています。登山道も珍しく、らせん状となっていて、山頂を中心に一週回るようになっています。このような登山道はほかでは体験することはありません。登って楽しむ価値はあります。 半島の先端にある独立峰であるため、山頂からの眺めは360度の大パノラマです。東に錦江湾、大隈半島とその先端の佐多岬、南は東シナ海から遠く屋久島まで望むこともできます。北東方向ではイッシーの池田湖、遠くに霧島連山を望むなど続けざまに見えます。 開聞岳の山名は、錦江湾の入口にある「海の門」であることに由来しています。 登山道は開聞山麓ふれあい公園のそばを通り登山口へ、ここはすでに二合目となります。しばらくは松林の中を進みます。脇にはシダが茂り冬でも緑が濃い感じがします。登山道はやがて本格的になり、侵食された火山礫や砂などザラザラ、傾斜も急になってきます。五合目になると、長崎鼻、佐多岬方面の視界が開け、潮風を浴びながらの登山となります。視界はよくなる反面、ゴロゴロとした岩道となり、足元は注意が必要です。八合目付近には仙人洞があり、これを過ぎると樹木は低くなり九合目は近い。九合目では西から北にかけての視界が開け、山頂を中心に一周したことが実感できます。冬の季節、いくら南国とは言ってもこの付近では氷結していることがありますから細心の注意は必要です。 最後の急斜面を登りきれば頂上の岩間に枚聞(ひらきき)神社が祀られています。海辺に独立する開聞岳は枚聞神社のご神体でもあり、昔、この開聞岳を「ひらきき岳」とも呼んでいたという(神社は開聞町内に鎮座している)。 |
| 2月11日(金) 宇部市吉部 6:30 → 宇部市万倉 6:45 → 宇部市船木 7:00 埴生IC → 桜島SA(昼食) 11:50〜12:40 → 知覧IC 知覧特攻平和会館 14:00〜15:15 → 知覧武家屋敷 15:20〜16:00 池田湖 16:35〜16:50 → 国民宿舎かいもん荘着 17:05 2月12日(土) 国民宿舎かいもん荘出発 6:30 → ふれあい公園 6:50 → 五合目 8:05 → 八合目 9:35 → 開聞岳山頂着 9:35 山頂発 10:00 → ふれあい公園 12:30 → 国民宿舎かいもん荘(温泉入湯、昼食) 12:50 〜 14:10 → 薩摩城(ショッピング) 15:45 → 谷山IC → 埴生IC → 宇部市船木 21:15 → 宇部市万倉 21:25 → 宇部市吉部 21:40 |
| 2月11日(第1日目) 出発〜桜島 |
| 昨年1月に今年度の登山計画を立てる際、今まで計画外で実施していた一泊の登山を月例登山に盛り込もうということになり、今まで、例会などのビデオ研修時、紹介されていた「開聞岳」にチャレンジとなりました。いつに登るか・・・。いろいろと検討した結果、菜の花も咲き誇る2月の連休がよい、ということになりました。 今回は貸切バスを利用しての登山となりました。日程の設定においても、2月はまだ日が短いため、1日目は移動+観光、2日目に登山としました。また、天候に左右されるのでサブプランも用意しておきました。 さて、当日が近付くにつれ、いつものことながら天候が心配。降っても照っても心配され、いつも気にされているメンバーも今回はよい天候で一安心といったところです。 予定通り、7:00宇部市船木にある楠総合支所前を出発。32名の参加で、一路南国鹿児島へと向かった。埴生ICより高速へ入り、約5時間の間、開聞岳に賭ける意気込み、今まで思い出に残っている山々など、参加者から熱く語ってもらい、また、コミスポ・ミリオネアというクイズ、気分がほぐれたところで、登山前のミーティングが行われ、段々と山に対する備えを整えたものでした。 えびのを過ぎたあたりから、車窓左手には霧島連山、高千穂峰が絶好の天候から姿を見せ、登山の安全を願っているかのようです。平成15年には計画外登山として、これら峰々を登っています。バスは予定通り進み、桜島SAで昼食となりました。 ![]() 鹿児島ICから指宿スカイラインへと入ってきました。スカイラインとはいってもアップダウン、カーブが多く感じました。しかし、好天でもあり、展望所からの景色は格別、特に錦江湾の向こうにそびえる桜島は印象深かったです。 |
| 知覧特攻平和会館 |
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| さて、いよいよ最初の訪問地、知覧特攻平和会館に到着。 大東亜戦争(太平洋戦争)末期、沖縄決戦に本土最南端の知覧の基地より多くの若者が人類史上類のない爆装とした飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員、1036柱の遺影、彼らが残した遺書、両親や家族に宛てた手紙、遺品などが展示されてありました。館内は撮影禁止となっており、そのほかにも戦闘機「飛燕(ひえん)」「疾風(はやて)」また「零戦」そのほか戦争関連資料が展示されていました。 両親や家族に宛てた手紙などを読んでいると、思わず目頭が熱くあります。また、家族の絆、思い、感謝など言い表すことのできない気持ちとなりました。現在は裕福な反面このような心の繋がりがなくなっている、そのように感じます。入館者の感想ノートには純粋に国の興隆と安寧を念じて帰らぬ人となった若き人々に感謝しながら、二度と戦争はあってはならないと書かれた言葉ばかりで、この平和会館の存在を改めて感じました。 館外には、特攻銅像「とこしえに」がありました。これは特攻隊員出撃時の姿です。右手は永遠の平和を、左手は固い決意が秘められています。開聞岳を仰ぐ眼は、生もなく、死もなく、すでに我もない隊員の仏心を表しています。 |
| 知覧武家屋敷 |
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| 特攻平和会館の近くに「薩摩の小京都」とたたえられている武家屋敷群があります。この武家屋敷群の18.6haが昭和56年、国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定され、7庭園は国の「名勝」に指定されています。今回はすべてを回ることはできませんでしたが、佐多美舟氏、佐多民子氏、佐多直忠氏、そして、森重堅氏の庭園を訪問しました。森氏の庭園は築山泉水式庭園で、他は枯山水式庭園です。いずれも見事であることには申し分ありません。苔むした石垣に沿って手入れがされた生垣が整然と続く街路は印象的で、大人数では歩くところではないと思ったくらいです。 |
| 池田湖と開聞岳 |
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| 段々と開聞岳に近付いてまいりました。池田湖から見る開聞岳はその秀麗さから、また格別なものがあります。季節柄菜の花の季節でもありとてもよいコントラストでした。とはいっても、やや陽が傾いていましたので物足りなさもありますね。 この池田湖ですが、ほぼ円錐形の陥没火口です。周囲はおよそ15km九州では最大の湖です。水深は秋田の田沢湖、北海道の支笏湖、青森の十和田湖につぐ、国内4番目の223mです。 開聞岳を目の当たりにし「さあ、明日は登るぞー! 気合だー!」 このような行程で、無事宿泊先の国民宿舎「かいもん荘」へ到着。自慢の温泉で疲れを癒し、夕食で明日の英気を養ったのもでした。 |
| 2月12日(第2日目) 開聞岳登山 |
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| 朝、起きてみてまず空を見る。満天の星だ。早めに就寝?したためか、出発予定30分前からロビーに降りて準備をしているメンバーが多くいて、意気込みを感じます。予定通り、6時30分開聞山麓ふれあい公園に向かいました。朝食は昨晩のうちにおにぎり弁当を渡しており、すでに、みんな朝食は済ませています。 ストレッチ体操や、その他準備完了で、6時50分、いよいよ登山開始。二合目まではコンクリートの道を登ります。呼吸を整え、その日の体調をうかがいながら登ってゆきます。道の両脇には寒桜が咲いていました。でも、今年は年明けから寒かったせいか、去年よりまだ少ない。個人的に去年、ツアーで登った人がいるんです。7時のミュージックサイレンが聞こえてきます。この季節のためか、冬の星座でした。でも、理由はもうひとつありそうです。NHKの連続テレビ小説「満天」の舞台に屋久島や種子島がなっています。きょうは見ることができるかな・・・。天気予報は晴れのち曇り。曇りになるタイミングが問題です。 |
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| 二合目からはしばらく樹林帯を歩きます。空は段々と明るさを増しています。五合目に来ると、長崎鼻方面の眺望も開け気持ちよくなりますが、薄雲がかかってきました。どうやら天気予報は当たっていて、曇りも早そうです。 このあとまた、樹林帯です。このあたりからゴロゴロとした岩道となります。 |
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| 七合目より南へ目を向けるとかすかに硫黄島、竹島が姿を現していました。その東側に本来なら屋久島があるのにはっきりと確認までには行きませんでした。またもや残念。 八合目を過ぎると、西側や北側の眺望が開け山頂を中心に一周したことがわかります。岩も大きくなり、噴火の際にせり上がったということがわかります。バランスを保ちながら登ることが大事です。まもなく山頂ですが、風も出て、濃霧がかかり遠望は段々と効かなくなってきています。 |
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| 9時35分、山頂に到着です。しかし、天候が思わしくなく眺望を楽しむことはできませんでした。風もあり一雨来そうな雰囲気となりました。今回は着替えと簡単な食事で下山となりました。でも登った!という達成感はみなぎっていたと思います。 下山は、登ってきた道を下ります。岩などが多いため足元に気を付けながらの下山です。登山口が近付くにつれ、ポツリポツリ・・・。12時30分、全員無事に下山。お疲れ様でした。 |
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| 帰路 |
| 全員無事に下山が何よりです。このあと、昨晩、お世話になった国民宿舎かいもん荘へ再度向かい、温泉で登山の汗と疲れを癒し、少し遅い昼食を摂り、宇部市船木へと帰路へ着きました。車内では今回撮影した登山のビデオを観て反省、また、感銘を覚えました。また、ビンゴゲームも行い、リーチ後一発でビンゴになったラッキーな人もいれば、トリプルリーチになってもなかなかビンゴにならない人、それぞれでとても楽しい車内でした。また、往路で見た霧島連山、高千穂峰は雪を被っており、とても鮮やかでした。 |
| こちらもご覧下さい → 開聞岳に登ってきました!(2004. 2.14) |
| 次回の予定 |
| 修験道の霊場、歴史の山を訪ねる 古処山こしょさん ☆ 平成17年 3月27日(土) 5:45 宇部市楠総合支所前集合 |