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平成18年 4月23日(日) 天候; 曇り 参加者; 46名

鞍岳山頂での記念撮影です。写る方も撮る方も大変でした。


鞍岳(標高; 1118m)・ツームシ山(標高; 1064m)

広い草原、阿蘇外輪山を満喫しながら2座登ろう!
鞍岳とツームシ山は阿蘇山の北西部の外輪山に位置します。この2座、お互いに距離が近いので縦走にも適しています。鞍岳はゆるやかなスロープ状の山、この山容が馬の鞍に似ていることから、「鞍岳」という名が付けられたとされています。鞍岳とツームシ山、この間はすがすがしい草原を歩き、また、春はアセビの群生でこれは見事です。くじゅう連山や阿蘇山に多く観られるキスミレ、そして、ハルリンドウと春の植物も多く、登山者を和ませてくれます。秋にはススキがきれいだということです。
鞍岳は阿蘇外輪山では最も高い山として知られており、山頂付近からの眺望は実に見事です。感動します。


5:30
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16:10
16:25
17:35
18:10

21:10
 宇部市船木ふれあいセンター前出発
 埴生ICより山陽自動車道へ
 (途中、九州自動車道鞍手PA、玉名PAで休憩)
 植木ICより一般道
 四季の里旭志到着
 登山開始
 伏石・赤崩登山口分岐
 赤崩登山口〜パノラマルート
 鞍岳・ツームシ山分岐
 ツームシ山山頂着(昼食)
 ツームシ山山頂出発
 鞍岳山頂到着(休憩)
 鞍岳山頂出発
 馬頭観音〜森林コースで下山
 伏石登山口下山
 四季の里旭志到着〜温泉入湯
 四季の里旭志出発
 植木ICより九州自動車道へ
 (途中、広川SA、王司PAで休憩)
 船木ふれあいセンター前帰着


 平成18年度の月例登山には貸切バスを利用、というのが5回計画されています。今回が1回目となりますが、それが熊本県阿蘇外輪山に位置する鞍岳・ツームシ山です。ちょっと気合を入れて集めないと、と思われたかどうかは知りませんが、早々に30名を越え、締切り時には46名となりました。参加人数としては最高の人数。一安心というべきか、当日が大変ということになりそうでした。それも、週間天気予報が全くすぐれず、気にされた方もあったに違いない。事前の例会では、終日降水確率が70〜80%と高くとも、問題は天気図、低気圧が前線を伴っていなければ降っても小雨程度か。すぐれない場合、前日の20時に決定、としておいた。ところが、前日の天気予報では晴れマーク!これもお陰か・・・。問い合わせの電話なんかもなく、みんな登るつもりだ。

 23日、朝起きてみると道路はまだ濡れているが、雨模様ではない。空は曇りのようだ。5時頃から集まってきた。遅刻者なし。予定通りに出発でき、まずはひと安心。あとは、帰宅するまで何事もないことを祈るばかり。車内では移動の時間を利用して、大きな地形図により最終的な事前ミーティングも行いました。貸切バスですと、これができるんですよね。大きなメリットと言えます。

 貸切バスは予定通り植木インターを降り、四季の里旭志を目指すが、雲行きは何だか濃霧っぽい。「登りよったら晴れるじゃろう」「回復が遅れちょるそじゃろう」という会話が飛んでいました。さてどうでしょうか。この天候でこの人数、先頭から最後尾の確認は当然のごとくできません。いつもですが、小グループを編成して分岐や休憩などでは人員確認は怠りません。

 登山を開始しても天候の方は一向によくなりません。「まあ、降らんけーヨシ!としよう」 このように気持ちの切り替えも必要ですね。登山もはじめは林道歩き、足慣らしにはいいですね。赤崩登山口よりパノラマコースへと入ります。樹木が多く茂ってはいますが、分岐や尾根筋では、所々で眺望が開けているはずです。はずなんです、全く見えませんから・・・。パノラマコースも鞍岳の北側に位置するところで大休止、キスミレがたくさん咲いているではありませんか。踏まないように注意しよう。ここで残念な光景を目にしました。このキスミレをどうやら掘って持って帰っているみたいです。なぜこんなことをするんでしょうか・・・、唖然・・・。
 
 さて、気を取り直して、前方には鞍岳山頂が、左側にはツームシ山が見えるはずです。「まだ、晴れんのー・・・」 先にツームシ山へ向かいます。鞍岳山頂直下からツームシ山へはスロープ状となっていて、歩きやすくまた、眺望もいいはず、です。このあたりは花の時期は少し過ぎましたが、アセビの群生も素晴らしいです。あとは眺望・・・。12時を大きく過ぎてしまいましたが、無事にツームシ山へ到着です。

 昼食ですが、なだらかな草原、これを二分するかのように両サイドへうまく分かれています。全員が外側を向いて、はれて来ない眺望を今か今かと、待っているようです。昼食時間も今回はやや短め、周囲の眺望を「見えたこと」にして説明したあと、同じ道を鞍岳へと向かいました。鞍岳山頂は、ツームシ山のような草原ではなく岩です。ただ、西側直下には草原が広がっています。ここでもくつろぐことができます。鞍岳では記念撮影を済ませた程度で、晴れぬまま、とうとう下山です。

 下山は、森林コースで四季の里旭志まで降ります。10分程度で、馬頭観音に来ました。馬頭観音は衆生の苦しみ、悩みを食らい尽くしてくれると言われています。立ち寄らせて頂き、手を合わせました。

 ここからは、足場の悪い急な下りとなります。3点保持で注意深く下ります。事前の例会でも、車内でのミーティングでも下山に差し掛かってすぐなので、充分気をつけるように話がありました。「これを登るのは大変ですね」「やはり登りはパノラマコースでよかった」 などと、コース取りには納得のようでした。やがて沢沿いを歩くようになり、周囲は針葉樹林帯の中、薄暗く感じます。なだらかな道に変わり、歩調も次第に速くなってしまった感じです。林道を車が通る音が聞こえ、登山口が近いことを表します。

 16時過ぎに四季の里旭志に下山。クールダウンに片付けを済ませ、温泉へ・・・。広い脱衣所は順番待ち、当然湯船はいっぱい、洗い場も順番待ち。時間が時間だけに多くの入湯者でした。でも、汗を流し、登山の疲れを癒し帰宅の途につけることはいいですね・・・。温泉のあとは、ショッピングにきょうは車の運転がないからといって、ビールでのどを潤す、気持ちいいですね・・・。17時35分、宇部市船木へ向けて、貸切バスは出発しました。車中で尋ねたところ、今回の鞍岳・ツームシ山登山は、眺望は開けて来なくて残念だったが 「みんな満足」 そして 「また登ってみたい」 ということでした。簡単な感想の中にも 「無念さ」 を伺うことができます。「山から逃げることはありません」ので、再度機会をみてトライしたい今回の月例登山でした。

 21時10分、無事に宇部市船木ふれあいセンター前に帰着しました。貸切バスの運転手さん、そしてバスさん、早朝よりご苦労様でした。


■往路の車内
今回も貸切バスの利用、車内ととても有意義です。
大きな地形図で車内ミーティングも行いました。
■登山準備
四季の里旭志で登山の準備をしていますが、眺望は開けず。
■林道の分岐点で休憩
四季の里旭志を出発し、最初の休憩。伏石登山口へと赤崩
登山口への分岐です。私たちは赤崩登山口へと進みます。
■赤崩登山口
パノラマコースと称されているルートで登ります。コース名の
とおり、パノラマとなるのかな・・・?
■鞍岳山頂は間近・・・
ここでは、コース名のとおり眺望は開けて素晴らしいのですが
きょうはどうもダメのようです。このあたりから急登です。
■ツームシ山山頂で昼食
山頂の切り開かれた草原で昼食、でも周囲の眺望は全く
望めません。
■昼食のメニュー
我々の登山では何かも珍しいものが出てきます。今回は、
きな粉餅、それも草餅で・・・、です。
ほかにもたこ焼き、うまそう・・・。
■ツームシ山で記念撮影
本来なら後方に「鞍岳」を望むことができるのですが・・・。
■馬頭観音
森林コースで下山。鞍岳からすぐのところにあります。
立ち寄らせて頂き、手を合わせました。
■森林コースの登山口
ここまで下りて来ました。あとは林道を下り、四季の里旭志は
もうすぐです。


天候がよければこんな眺望を楽しむことができます。
■パノラマルートから観た「鞍岳」
左側のピークが「鞍岳」です。右側は女山と呼ばれていますが
三角点はありません。
■ツームシ山
鞍岳山頂直下の開けているところから観ました。
■阿蘇五岳
鞍岳山頂から観た阿蘇五岳です。根子岳と高岳の標高の差
ここからだと、結構あるように見えます。
右後方は祖母山系でしょうか。
■くじゅう連山
鞍岳から観たくじゅう連山。左端(西端)は涌蓋山ですが、
ここから観るとくじゅうの山々と連なっていますね。
右側の山群がくじゅう連山の有名どころ「久住山」「稲星山」
「三俣山」などですね。
■鞍岳です。
ツームシ山から観た「鞍岳」です。上空を熊本空港へ降りる
飛行機がよく通過していました。
■ツームシ山から観た「阿蘇五岳」
少し涅槃像が分かり出したかな・・・。鞍岳から観た変化を
比較すると面白いですね。
■ツームシ山から観た「くじゅう連山」
こちらは方角的に鞍岳とあまり変わらないので、同じように
観えます。
■四季の里旭志から観た「鞍岳」
鞍岳の登山基地でもあり、人気を支えています。登山のあと
温泉で汗を流す、何より嬉しいですね。
後方に聳えるのが「鞍岳(左側のピーク)」
■鞍岳とツームシ山
左側の尖った感じが「鞍岳」で、右側は「ツームシ山」です。
阿蘇の牧場地帯より撮影しました。


今回の登山で観ることのできた植物
■タチツボスミレ
林道や森林コースなどで見かけました。葉が三角だと
コタチツボスミレと呼ぶそうです。
■アセビ(馬酔木)で覆われています。
鞍岳からツームシ山へ繋がる登山道では群生しています。
鞍岳が馬の鞍に似ている・・・、アセビは馬が食べると酒に
酔ったようになる・・・。やはり、馬に関係する山なのか・・・。
■マムシグサ
サトイモ科の植物、毒蛇のマムシの鎌首を思い起こさせます。
これだけ大きいと気持ちが悪い・・・。
■ミツバツツジ
パノラマコースのいたるところで見かけました。
■キスミレ
くじゅう連山や阿蘇山、由布岳などではこの時期、よく見かけ
る春を代表する花です。
■辛夷(こぶし)です
その昔、農作業のタイミングをこのはなで見ていたとか?
「北国の春」の歌詞にも出てきますよね。
■ハルリンドウでしょうか
どこかにある? と思いつつ歩いていましたら・・・。
■ジロボウエンゴサク
珍しい花に出会いました。ちょっと感動です。


次回の登山
歴史の山、修験道の山にトライ!
英彦山(1200m)    福岡県添田町
5月14日(日)  6:30  船木ふれあいセンター出発