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平成18年10月 7〜 8日(土・日)天候;概ね晴れ、風強し  参加者;26名



周囲の眺望は望めず、風が強かったです!

台風並みの風、眺望は全く、気温8℃



今日は天気はいいようです。三俣山へ登ります!

2日目です。きょうは絶好の登山日和・・・?



眺望はいいものの、やはりきょうも風は強い。

三俣山西峰、このあと南峰、W峰、本峰と回りました!



■大船山(1786m)
 ミヤマキリシマの名所、そして毎年6月の山開き、秋には紅葉、くじゅう連山の名峰でもある大船山は竹田市、久住町の北に位置しています。くじゅう火山群の中では唯一のコニーデ、山頂付近に御池(みいけ)、米窪(よねくぼ)、段原(だんばる)などの火口跡がある。特に米窪は直径500m、深さ200mにもおよび大爆発の痕跡を伝えている。

 江戸時代の後期、「豊後国志」では「形覆船の如し」と山容をたとえているが、誠に言い得て妙である。江戸時代前期には岡藩(現竹田市)藩主中川久清(入山公)が登山したとも知られている。

 主な登山口としては、長者原、岳麓寺(がくろくじ)、吉部(よしぶ)、男池(おいけ)などのコースがある。


■三俣山(1745m)
 くじゅう山群の表玄関口、長者原に立つと幾筋にもおよぶ硫黄山の噴煙、その左に堂々たる「山」という文字をした山容が迫ってくる、これが三俣山である。どの方向から見ても「三峰」に見えることからこの名が付いたようだが、実際に登ってみると「五峰」からなっている。
 三俣山はくじゅう山群の中心付近に位置しているため、また、山頂は草原の円頂をしており、眺望は極めてよい。久住山、大船山を登るついでに・・・、という感じもあるが、三俣山だけを時間かけてたっぷりと回ればその変化に満足できる魅力を秘めている。




10月 7日(土)第1日目
5:25
7:00
8:40
9:35
45
10:05
50
11:50
12:20
13:55
14:20
40
16:10
30

18:30
20:30


10月 8日(日)第2日目
5:30
6:30
8:00
9:05
25
10:05
50
11:10
12:10
13:55
14:20
16:00
18:00
21:00

 
 宇部市船木ふれあいセンター前出発
 鞍手PA・休憩
 玖珠SA・休憩
 長者原登山口・登山準備
 大曲登山口
 大曲・硫黄山林道分岐
 スガモリ越
 法華院温泉山荘
 坊ガツル・休憩軽く昼食
 段原
 大船山山頂着
 山頂出発
 坊ガツル
 法華院温泉山荘着
 (憩いの時間・温泉入湯)
 夕食(2ラウンド目の時間帯・本日3ラウンドの予定)
 就寝(参考;消灯時間22:00)



 起床
 朝食
 法華院温泉山荘出発
 スガモリ越
 三俣山西峰
 三俣山四峰
 三俣山南峰
 三俣山本峰
 スガモリ越
 長者原登山口
 星生山温泉山恵の湯入湯
       〃      出発
 大平村太平楽・夕食
 宇部市船木帰着




 コミュニティスポーツくすのき、年に一度の宿泊登山。今までは登山口周辺の温泉街や民宿泊まりでしたが、今回は山小屋泊、いよいよ山小屋デビューです。今度ばかりは雨が降っても風が吹いても楽しみながら山小屋までは行かなければなりません。まあ、台風とかになれば別ですが・・・。ではどこへ登るか、散々論議しましたが、年に一度はくじゅう連山、しかし、今年は一度ではないがな・・・。三俣、大船に登ってみたい。坊ガツルで山の夕暮れ、夜明けの雰囲気味わってみたい。宿泊は法華院温泉山荘・・・、論議した割には決着が早い。
 直前の予定(8月・9月)がいずれも台風、雨で中止となり、2箇月、間を置いてこの2本、心配な面もあったが日頃からトレーニングを重ねて備えている者もおり、心強かったです。
 コミュニティスポーツくすのき発足以来6年目、月例登山としては初めての山荘泊まり、コミスポだから連れて行ってもらえる、初心者からベテランまでが一団となり、生涯学習、生涯スポーツの原点を見たような感じがします。月1回の例会のほか、個人的にも不明な点は尋ねられ、ベテランの方が、今まで培ってきたことを伝える、それを初心者の方は自分のものに吸収しようとする。これはよい雰囲気ですね。特に山荘泊まりですから荷造りの点について色々と研修、研究しました。

 10月7日(土)、最近2回は台風、雨で中止となり、残念でしたが、今回は天候よさそうです。参加者26名が貸切バスに乗り込み出発。いつものように、最初はゆったりとした時間で車内を過ごしましたが、やがて車内ミーティング、貸切バスだとこれができるから本当にいいと思います。九州道、大分道を経由して四季彩ロードへ。長者原登山口で登山準備をし、大曲へ向かう。もう、道路脇には多くの車が駐車しており、大型の貸切バスは牧ノ戸方面へ300m程度進み道路脇へ停車。みんな速攻下車。長者原で準備したのは駐車時間短縮を図ったためでした。
 大曲登山口でストレッチ等を行い、いよいよ登山開始。予定の時間より若干遅れ気味なのでリーダーは少々気にしていたようだが、焦ることなくいつものペースでまずはスガモリへ。

 バスを降りたときはそうでもなかったが、スガモリ越えでは風がビュービュー、寒い。そのはず、気温は8℃ 防寒対策も具体例で示されていたのでそれらに身を纏、北千里浜から法華院温泉山荘を目指す。なだらかな登山道も山荘が近づくにつれ、段々と下り勾配、また、砂防ダムの工事も進められており、重機の音が段々と大きく聞こえてくるようになった。山荘も屋根が見え、近くなっていることが確認できる。
 11時30分過ぎ、法華院温泉山荘へ到着。ここで、登山には必要のない荷物は置いて大船山を目指すことになる。山荘では、きょうの宿泊者の準備など行われていた。サンダーバードとかいうトップカーのお化けみたいなのが物資の運搬を盛んに行っていた。「こね〜なそじゃなけんと、運んでこれま〜」・・・
 坊ガツルへ向け出発。中盤の足慣らしにはちょうどよい感じ。坊ガツルで軽く昼食。東に聳えるのが大船山。
「まあ、あっこまで今らか行くそ〜、登れるんかいね〜」「一歩ずつ進めばそれだけ近付きます」登山道は苔むした石の多い、ゴロゴロとした道、ゆっくりではあるがさすがに高度を稼いでいる。途中、樹林の間から坊ガツル方面を見ようとするが濃霧がかかり、はっきりとしない。雲の流れから見て風も強そうだ。樹林帯から抜け出し、段原が近いことが分かる。しかし、濃霧で視界はよくない、風は台風並み。しかし、雲が流れ時にパッと視界が開ける。感激の瞬間。大船山が見える。「あと何分」「20分くらいかな」「いつやめようかと思うたら、ここまで来たそじゃね、まあ、あんまりえろうないっちゃね(きょうは思ったよりきつくない)」・・・トレーニングのお陰ですよね、これは・・・。
 14:20「大船山登頂、おめでとう」しかし、きょうは写真やホームページで見るものとは全然違う。周囲はほとんど何も見えない。たまに、御池が開けて見えただけ。よく言う「まあ、またおいで〜や・・・」ということでしょう。
しかし、御池は紅葉が進んでいるように見えた。これには感激した。それにしても風が強い、台風並みだー!
 16:30法華院温泉山荘到着予定ということなので、14:40山頂をあとにする。短い時間だがこれは仕方がない。とりあえず、ひとつの目的を達成したということなので安心だが、きょうの本来の目的は無事下山である。このような天候なので今一度普段どおり注意しながらの下山となった。

 予定通り、16:30 法華院温泉山荘へ到着。お疲れ様でした。チェックイン後、部屋割り(大部屋のA・Bゾーン)夕食は18:30と伝えられ、それぞれに身の回りの整理、温泉へ入湯となった。


■バスから降りて大曲登山口へ向かう。
 バスを止めて準備するというスペースがないため、降りたらすぐ
 登山口へ移動。全員降車後、バスはすぐ移動。
■大曲登山口
 いよいよ登山開始。カーブの内側には多くの車が止まって
 いる。
■足慣らし
 大曲・硫黄山林道分岐までの登り、これは足慣らしに
 ちょうどよい。
 
■スガモリ越より三俣山を望む
 明日登る予定の三俣山、きょうは風も冷たくまた、高いところは
 濃霧っている。
■大船山の登山中、坊ガツルを望む
 濃霧ってよく見えません。残念・・・。
■一休み
 ここまで来たら段原は近い。
■段原から大船山を望む。
 濃霧に包まれがちではあったが、一瞬晴れ渡り、大船山が
 姿を現した。
■御池
 このあたりの紅葉は進んでいるようだ。


 16時30分、予定通りに法華院温泉山荘へ到着。早速受付を済ませ、部屋へと移動、大部屋である。今までは、部屋割など大変だったが、今回はその心配はない。本当に山荘の雰囲気を味わってもらうことになる。ひとり畳一枚のスペースだ。アルプスなんかより当然のことながら広い。「肩幅しかない、こんなのが常識なんですよ」 
 きょう夕食は3ラウンド、私たちはその2ラウンド目で18時30分からとなった。坊ガツルの夕暮れ時期と重なってしまった。食事は全てセルフ、自分たちのものは自分たちで準備、食後は当然ながら片付け・・・、山では当然である。

 くじゅうの大自然のど真ん中にあるこの山荘、重いザックを背負いながらくじゅうを縦走する人、デイパックひとつで温泉のみを楽しみにやってくる人、さまざま・・・。登山でもピークを目指すだけではなく、写真撮影に没頭する人、いろいろだ。共通していることは自分の足で数時間掛けて辿り着いた山荘だから、感動いっぱい胸いっぱいであることだ。
 標高1303m。九州で最も高いところにある温泉としても知られており、ここを拠点として多くの登山ルートもあり、それぞれの峰々に立つことを望みながら、登山者同士の会話ははずむ。また、山荘ならではの風景も見逃せない。日帰り登山では坊ガツルの夕陽、満天の星、日の出、これはまた格別のものである。
 アットホーム的であることはもちろん、山の情報交換なども充分できる。食堂の一角には山岳関連の書籍、写真集がずらりと並び、悪天候で外に出ることができない時、退屈しないスペースである。

 8日、午前5時過ぎみんなボチボチと目を覚まし、坊ガツルの夜明けを待っている。窓ガラスが結露していることから外は冷え冷えとしていることが分かる。今日は天気はよさそうなことも・・・。6時30分、朝食、7時45分、看板前集合、8時、出発。

 きょうの登山は言うまでもなく、三俣山登山。昨日、法華院温泉山荘まで来た道をスガモリ越まで引き返す。最初はちょっときついかな・・・。「あした、今度これを上がるんじゃね。最初からきついんじゃね・・・」こういう会話があったことを思います。まあ、さっきも言いましたが、きつくても一歩ずつ進めば目的地へ着きます。あっという間に北千里浜、そこから見る大船山、「きょうはよう見えるのう・・・」
 スガモリ越に到着、「昨日は上半分は見えんかったのに、きょうはよう見える・・・」「まあ、あね〜なとこまで(あんな所まで)登るそかいね・・・」とまちまちな感想だったが、取り付いてみると見る見るうちにスガモリ越が下の方に・・・。20分程度で西峰へ着いた。もうそこは草原のようで、座り込む者、寝っころがる者、眺望を楽しむ者・・・「まあ、船鉄バスが見える。運転手さんはまだホテルにおるんじゃね」次に四峰、南峰とまわり、ここで法華院温泉山荘自慢の「山に登るなら登山弁当」を頬張る。ご飯が特に美味しい。そして最後に本峰へ・・・。どの峰にもあざやかにリンドウが咲いており、とてもきれいです。三俣山のリンドウ、今回の印象のひとつです。眺望も360度いうことなし。ここへ登れば、くじゅうの峰々すべて観えるという感じです。
 本峰から西峰へ移動。風はやはり強かったが、周囲の山々、阿蘇の涅槃像、風のハルカの由布岳、万年山、きょう、この時を観ることができた感動的なシーン、脳裏に焼き付いたかな・・・。急登を今度はスガモリ越に向かって降りて行きます。段々とスガモリが今度は近づいてきます。
 
 スガモリ越で休憩した後、長者原へ。こちらで貸切バスは待機しています。途中、砂防ダム付近はガレ場であるため注意を怠らず林道へ、あとはひたすら長者原を目指します。でもこの道のりは長い。単調であるためつい歩調が速くなりがちです。しかし、どっしりと構える三俣山を見た時、少しばかりの達成感がみなぎります。

 長者原へ全員下山後、貸切バスで星生山温泉「山恵の湯」へ向かう。「この温泉がいい」と評判なのである。オープン記念と重なり、大勢の人でバスは駐車するのに一苦労。温泉はゆったりとした気分で充分楽しみ、2日間に渡る登山の疲れを癒すことができました。



■法華院温泉山荘 夕食の様子。
■三俣山から観たくじゅう連山(久住山方面)
■三俣山、西峰を目指します。
■紅葉が始まっています。
■長者原から観た三俣山(左側の向こう)
■三俣山に映えていた“リンドウ”


 午後4時、山恵の湯を出発、帰路に着きました。帰りは耶馬渓経由で国道10号線を走りました。途中、大平村の太平楽で夕食休憩を取り、北九州空港ICから高速に入り、21時、宇部市船木に無事帰着。
 1泊2日のくじゅう連山登山。大船山と三俣山にトライしたわけですが、風が強かったこと印象ですが、三俣山からの眺望、リンドウには感動させられました。
 多くのメンバーが、今回山小屋デビューを果たし、今後はさらにバージョンアップの企画が飛び出すことでしょう。2日目の出発時間を少し早めることで、余裕も生まれ、違った楽しみ方も出てくることでしょう。
 大きなトラブル等もなく、無事終えることができ何よりです。