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平成19年 6月10日(日) 天候; 晴れ  参加者; 27名


涌蓋山、眺望もそしてミヤマキリシマもよかったですよ〜


涌蓋山(1500m)大分県九重町

 涌蓋山はくじゅう連山の峰々からひとつだけ北西方向に離れた場所にある。大分県と熊本県の境に位置します。円錐形の美しい形をしていることから「玖珠(くす)富士」とも呼ばれています。ルートは明確ではありますが、分岐点も多く、これが注意点。登山口は「ひぜん湯」という旅館の跡地から登りはじめます。以前は旅館の建物の中央を通って進み、ちょっと変わった雰囲気を味わうことができました。林の中の林道を過ぎれば眺望が開け、大草原が迫ってきます。このあたりでミヤマキリシマが所々に咲いていました。涌蓋越を過ぎると急登が始まります。まずは、涌蓋山手前の女岳を目指します。振り返ると、くじゅう連山の峰々、そして先月登った阿蘇山まで見渡すことができます。女岳を経て目指す涌蓋山はすぐそこになるのだが、この最後の登り、結構きついかも・・・。しかし、時間がかかっても頑張って進めば底には涌蓋山山頂が待っています。頂上は広く、見晴らしは抜群。雄大な眺望を満喫しました。


 今回の涌蓋山登山、実は3度目の計画です。といっても過去2回はいずれも台風によって中止となっています。今回も入梅ということが予想され、またもや・・・、なんて声もしましたが素晴らしい天候に恵まれました。

 5:15 我々を乗せた貸切バスは宇部市船木を出発、埴生ICより山陽自動車道へ入り、北九州空港ICへ、そして、国道10号線、椎田道路を通り、1回目の休憩「道の駅、豊前おこしかけ」へ到着。ここまではいつものように、寝が足りないものは睡眠、そして、朝食といった具合に時間を過ごした。しかし、このあとはやはり体を起こしてもらわなくては・・・。耶馬溪から玖珠へ抜け、四季彩ロードをとおり、まずは長者原へ。ここでトイレ休憩、そして、登山準備を済ませた。当然ながらここまでの行程で、きょうの日程、登山についての打ち合わせなども済ませている。
 いよいよ登山口ですが、以前だとひぜん湯への入口までバスでも入れていたが、駐車スペースがなくなり、道も狭いため筋湯温泉街へ下りる手前で下車。そしてひぜん湯へと向かう。ひぜん湯へと来ては見たが、以前と随分様子が変わっていた。旅館みたいな建物もなく、川が整備され、ちょっと変わった風情を味わうことができなくなっていた。最初はやや急な登山道、それもやがてクマ笹に変わると緩やかな草原が迫ってくるような歩きやすい登山道と変わる。まあ、距離は少々長いが・・・。30分程度歩いて最初の休憩。このあたりからポツン、ポツンとミヤマキリシマが見えてきた。「ここにもあるんですね・・・」この日はくじゅう連山では多くの登山者で渋滞もしているだろうが、ここだと渋滞もないし、ミヤマキリシマもちゃんとある。穴場的存在だな。牧場みたいな草原を進む。そうするとまた林道へ出てきた。やがて涌蓋越だ。ここで2度目の休憩。涌蓋山では珍しい?林の中を歩くことになる。その林を抜けると後方にくじゅう連山、そしてその右には涅槃像の阿蘇山。展望がグーッと開けてきた。先月登った阿蘇山、「あの白っぽい建物のあたりから、根子岳の右にある高岳まであんなにあるのー、すごい!あれに登ったんだ」なんて、自分で感心したりして・・・。登山道の両側にはミヤマキリシマが群がっており、また、今が花の盛りのようだ。しかし、展望の開けているのはいいけど、この登りは結構きつい・・・。展望のよさが気持ちを和らげてくれている。一列をなして一歩ずつ登っている。涌蓋越から30分程度で女岳へ到着。ここが涌蓋山の山頂かと思われそうだが、その背後にデーンと聳えるのが涌蓋山山頂なのだ。まあ、ここで呼吸を整え、最後の急登へと差し掛かる。斜面の両側に、ミヤマキリシマが点在する形で群れをなしている。「無理に久住山何かに登らんでも、ここでもミヤマキリシマは充分!」という声も聞くことができた。車の駐車のことさえクリアできれば全くそのとおりともなる。
 登りはじめて、2時間15分、ひざの辺りが1500mの涌蓋山山頂へ到着。山頂は広い草原? くじゅう連山、阿蘇山を間近にしながら昼食タイム、いいですねぇ・・・。由布岳が観えるとさらにいいのですがね。雲がかかっていました。山頂でのレシピ、今回はまたまたおもしろいものが・・・。札幌ラーメン缶醤油味でフォーク付きというおもしろいラーメンで味もなかなかだったとか。秋葉原の方で有名らしい。もう何かといろんなのが出てくる我々の登山。元祖はやっぱり新春登山のお雑煮なんだよね。家じゃ食べれんものがこんなところで出てくるわけだ。登山の楽しみのひとつでもある。
 さて、下山準備も整ったところ、小学生より地形図の見方を聞かれ、先輩アルピニストが分かりやすく説明をしていた。この光景こそ、我々のクラブの真髄ともいえる生涯学習のひとコマでもある。今まで培ってきたものを初心者などに教え伝える、これである。この小学生、帰路の休憩でもいろいろと聞いていたから将来はアルピニストになるのかな・・・、ちなみに名前も山にふさわしい名前の小学生なのだ。
 下山は登ってきた道を引き返すピストンルートだ。急登を下りるのだから注意しながら、滑らないように、落石なんかも起こさないように下りる。「もう、女岳だ、ハヤ!」まだ先は長い、焦らずゆっくりとね。なだらかな草原歩きとなればそれは足取りも軽く速い。ふとその時、涌蓋山山頂では見えなかった由布岳がはっきりと見えるではないか。そして、涌蓋山をバックに記念撮影。そして、九重夢大吊橋も見える。もうあとはひたすら下るだけ・・・。すでにバスは迎えに来ていてくれた。
 点呼など済ませ、時間も早いので予定にはなかったが、九重夢大吊橋へと向かうことにした。ただ、橋は渡らず見物と休憩のみ、渡ったりするとやはりそれでは時間がとても足りない。ところが、あと数百メートりというところまで来てからは、バスは全然進まない。ある程度予想はしていたがここまでとは・・・。もう歩いた方が早い!
駐車場は満車状態、観光バスも順番待ち?これじゃあね・・・。約30分ゆっくりと見物を済ませて帰路へ着いたのでした。



5:15

6:45
9:25
35
10:40
11:15
45
12:40
13:20
14:25
15:30
55
16:25
17:05
18:15
50
20:50

 宇部市船木ふれあいセンター前出発
 埴生IC(山陽・中国・関門・九州各自動車道→国道10号線)
 道の駅「豊前おこしかけ」
 筋湯温泉街到着
 ひぜん湯登山口
 涌蓋越
 女岳
 涌蓋山山頂到着
 山頂出発
 涌蓋越
 筋湯温泉街
 九重夢大吊橋着
    〃     出発
 九重見晴らしの湯入湯
    〃        出発
 太平楽(夕食)
    〃     出発
 宇部市船木ふれあいセンター帰着
 


■筋湯温泉入口付近
 筋湯温泉街から涌蓋山のひぜん湯登山口へは現在、
 貸切バスでは直接向かうことはできません。
 よって、ここから登山のスタートです。
■ひぜん湯入口
 ここから少し下って、いよいよ登山道へと入って行きます。
■一回目の休憩
 すでにいい汗をかいています。でも見晴らしがいいので
 気持ちもすがすがしい。
■ミヤマキリシマ
 くじゅう連山本体では大勢の登山者で大変でしょうけど
 こちらは以外にも空いているんですね。
■草原地帯から観た涌蓋山
 右側が涌蓋山、少し雲がかかっています。左のピークは
 女岳です。
■涌蓋越
 ここから登山道も少しきつくなります。でも、見晴らしはいい
 ので、気がまぎれそう。
■阿蘇山
 5月に登った阿蘇山。なつかしいなあ・・・。
■涌蓋山山頂
 1500m 正確には1499.5m よって、ひざの辺りが
 ちょうど、1500mなんです。
■札幌ラーメン缶
 今回のレシピはこれだ!
■生涯学習?
 地形図の見方、今まで培ってきたことをこのようにして
 教えています。また、分からないところも進んで聞いたりし
 ます。
■ハルリンドウ
 初夏というのに・・・、山の上はまだ春なんですね。
■由布岳
 午前中は観えませんでしたが、下山途中、観ることが
 できました。
■九重夢大吊橋
 九重方面の新しい観光スポットです。まだまだ人が多い。
■夕陽
 帰路のバスより、ちゃんと撮れるかな・・・?
 さすが、カメラがいいのか・・・。